みなさんこんにちは。
今回はディテールアップの手法をお伝えします。


すっごい小型な出っ張った円形のディテールってありますよね。いわゆるリベットなどです。

伸ばしランナー (3)

ここでいう紫部分の極小な円形のディテールについてですね。
こう言ったものを作る時には「伸ばしランナー」というものが昔から使われています。

そして今回はそんな伸ばしランナーについてお伝えします。



伸ばしランナーの作り方

伸ばしランナーの作り方は非常に簡単です。
ライターや線香を使って、ランナーを温めて、両端に引っ張るだけです。

伸ばしランナー (1)

ライターや線香はなんでも良いです。
ただ個人的にはライターを使うことが圧倒的に多いですね。
作業速度が速いので。

IMG_0478

ライターを左右に動かしてプラ棒を温めます。
ピンポイントに温めるより、真ん中の白い部分の間ぐらいをひろーく温める感じ。


こうすることでなかなかほっそいプラ棒が作れます。

伸ばしランナー (2)


今回の場合大体太さ的には0.5mm(↓)と0.7㎜(上)となります。
そしたらあとは0.7mmピンバイスで穴あけをして指してカットすれば凸リベットディテールが完成となります。


伸ばしランナー (3)


ライターでやるとかなり細くなりがちですが、
線香などを活用することで、慣れてくるとさらに色々コントロールできます。

コントロールできるようになると、ランナーから色々な棒が作れるようになれるのでお勧めです。


ぜひご活用くださいませ。

それでは今回はここまで。
次回もよろしくお願いします。