みなさんこんにちは。
完成しました。CR-C90U3 ACNX OP ver.です。

毎年参加しているACコンが今年も始まりますので今年はこちらを制作しました。
ACNXのOPに登場している。特に名もなき機体です。
そのため便宜上AC商品の形式に則り、コア名+〇〇ver.と呼んでます。
スクラッチ+ジャンクの修復もモリモリなので作業量は多かったですが、正月ブーストかけて頑張りました。

戦闘ヘリ複数機と戦闘をしているこちらの機体は
随分とマイナーな機体ですが、武器だけのフルスクラッチでできるのがいいですね。
フルスクラッチが必要なパーツは
・両肩ロケット〈CR-WBW91RT〉
・左手マシンガン〈CR-WL74M〉
のため、これらを作ります。
作り方についてはこちらに書いてます。
基本的にはプラ材を使ったフルスクラッチとなりますが、今回は円形部品が少なく結構楽でした。
HEAD CORE

コアは大々的にパテなどで補修

ミサイル迎撃の機銃の根本パーツと、コア前側の上面はボリュームアップしてCGに形状を寄せてます。
頭は後ろ側の肉抜きは埋めてる他
首は0.5mmプラ板をスペーサーとして入れて延長してます。
ARMS

腕は各種後ハメをしています。
基本はピンを短くしたり、切り欠いたりして後ハメし、キツさなどを調整。
肩は関節技ボールジョイント(中)に変更してます。

LEGS

ヒザ関節に0.5mmプラ板を貼り付けて延長
膝裏は0.5mmプラ板で穴埋め。
太もも横のサイドブースターについては、先端部を少しだけ丸めてOPCGに寄せてます
股関節もボールジョイントが弱ってたので、関節技ボールジョイント中に差し替え。
股関節パーツの後ろ側にパテを詰め込み、台座に対応できるようにジョイント穴を作成。
他に肉抜き穴や目立つ押しピン、整形不良による凹みについてはそれぞれエポパテで埋めてます。
空中戦闘が多い本機ですので、股関節も関節技ボールジョイントに変更して保持力を上げてます。

WEAPONS

武器は両背中のロケットと左手マシンガンはプラ材で自作してます。
▲先述しましたが、詳しい内容はこちらから。

本体の補修
本体は相変わらずジャンク品です。しかも今回はむかーしむかし、自分で途中まで改造したのを元に戻す。
というよくわからないことをやります。

途中まで頑張ったんですが、まさか同型コアがコトブキヤから発売することが決まったのでお蔵入りになったやつです。
これを直します。
なんだか過去の自分への精算みたいですね(笑)
まず全身に盛られているパテですが、これは邪魔になるので全部取り除きます。

これで下拵えが完了。
そして実際の修復ですが、本体の接続部分は生きているので、やることは表面のディテールの復元です。
そのため、同じパーツからまず型取りをおゆまるで行います。

型をとったらあとは簡単で、そこにエポパテを詰めて、破損パーツをぐいっと押し付けます。


コア先端もこの通り。

これを繰り返すことで、全身の型取りができる、おおよその基本造形ができます。


今回タミヤのエポパテでやりましたが、個人的な感覚として、セメダインの木部パテや、ポリパテの方が楽そうです(汗)
あとはガリガリと削りまくり修正。

本来のパーツがあるので、それを参考にしながら造形を修正していきます。
削りすぎたらエポパテを再度盛るなどをして修正→盛りを繰り返すと、誤差がおおよそ0.3mm未満になるので、そうなったらラッカーパテで修正していきます。

こうすることで基礎が完成となります。
細かなダクト類などは別でお湯まるエポパテで型取って複製。

ディテールが複雑だっだり細かなものは片面だけで済むものも多いため、片面だけ取って複製し、事後接着します。
両面どうしても必要なものは型にエポパテを詰めた後に輪ゴムとブロックで圧をかける事でかなりパリッとした複製ができます。
それらを組み付けるとおおよそこんな感じになります。


おおよそこんな感じまで修正したらあもはラッカーパテや、瞬間接着剤で微調整しつつ補修、それが済んだら1番外側の細部の凸ディテールを作り込めば修復完了となります。
そんな細部パーツはプラ材の方が簡単だったのでプラ材で自作。


胸正面のディテールは1mmプラ板を短冊切りにして丸みを持たせ、それをたくさん輪切りにして米みたいなチップを作成。それを接着した後に形を整えてます
胸の横のパーツは
4mmプラパイプ+2.5mmランナー+0.3mmプラ板の組み合わせ。
肩接続部の後ろは4mmプラパイプにパイプカッターでラインを彫り込んでから2mmプラ棒で本体と接続してます。

塗装前状態

塗装前状態でこんな感じ。
パテ類で補修、武器はスクラッチによる自作と、なかなか、大掛かりな作品となりました。

カラーレシピ

色については結構使いまわしつつ、ハイエンドCGモデルを意識した塗り分けを行ってます。
塗装派水性と、ラッカー双方を使用しています。
実は過去の使いまわしも多数(笑)
■本体
青 = ウィノーブラック+パープル+スージーブルー+銀サフ(ガイア) 4:2:2:2
シルバー = ガンクローム
関節グレー = タミヤ ダークアイアン と ダークアイアン+黒 3:1で塗り分け
■武器・ブースター
銀 = シルバー+黒サフ 2:1
グレー = タミヤ ダークアイアン + フラットブラック 3:1
緑 = NATOブラック+メタリックグレイ 9:1

基本塗装が終了後は、全身をフラットブラックでスミ入れ。
最後に半光沢クリアーで本体をコート。
武器類はつや消しクリアーでコートして完成です。

それでは本日はここまで、今回は武器のフルスクラッチなど諸々やってたら、突然の年末年始に発熱し、その状態での作業をやっていたので大変でした。
ACNXは発熱関係の数値がかなり高いゲームでしたが、その多分に漏れず製作者も燃えるようです。
では、次回もよろしくお願いします。
ACNXは発熱関係の数値がかなり高いゲームでしたが、その多分に漏れず製作者も燃えるようです。
では、次回もよろしくお願いします。
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