みなさんこんにちは。

今回は木工ボンドの話です。

プラモ作りで木工ボンド?木や紙じゃないんだぜ?と思うかもしれませんが、意外と便利なものとなってます。

なんならほぼ毎回完成品に使うので、ウチの制作環境では必須なアイテムです。

瞬間接着剤やセメントに比べて強度は落ちるものの、逆に強度が落ちるからこそのメリットがあり活躍してるんですな。

今回はそんな木工ボンドについてです。




どんな風に使う?

①完成後の外れやすいパーツの固定

塗装後にちょっと外れたパーツや外れやすいパーツのピンなどに塗って使ってます。

例えばアリーヤのブースター類
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ホワイトグリントのブースターのハッチ類など。

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こういったACのブースターや小さめのパーツの固定ですね何気にピンが弱くてよく外れます。


こう言うところに塗るだけでも接着がされて固定されます。
また、軸と穴の間が満たされるので摩擦もあって意外と抜けません。

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こんなふうに塗ってくっつけるだけでも全然違います。

後々のメンテナンスを考え、接着しつつも完成後に外してメンテするパーツがあるなんて時に使います。



②関節の渋みを増す

関節強化で有名なのはパーマネントマットバーニッシュと言うものがあります。
しかし、接着力の弱さを生かし、軸などに流し込んで軸を太くするのは木工ボンドでもできますね。

やり方は
木工ボンドを水で溶かして筆などで間接に流し込むだけです。

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もしはみ出たとしても、木工ボンドは水溶性でかつ塗膜を侵さないため、塗膜を傷つけないで、拭き取ることも容易です。

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しかもプラも侵さないので、ABS関節などが割れる心配もありません。

仮に多少軸同士がくっついてしまっても、接着力が弱いので少し軸を動かせば接着剤が外れて動きます。

そういった特徴があるので、プラモのメンテナンスにもとても使うんですな。


どんな木工ボンド?

じゃあどんな木工ボンドを私が今使っているかって話です。

私が使ってるのはこちら。
多用途木工ボンドです。 
 
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緑色のパッケージですね。

こちらの木工ボンドは多用途とある通り、色々なものにくっつきます。 

乾いたあとは透明になりますし、先ほど伝えた通り、プラや塗膜を侵さないため、はみ出たら拭き取りもいけるのが素晴らしいですね。 

乾くのもそこそこ早いです。


と言うわけで木工ボンドの活用についてでした。木工と言いつつもこんなにプラモで活躍をするんですな。

それでは本日はここまで、次回もよろしくお願いします。