みなさんこんにちは。
完成しました。
コトブキヤより、ラインアークホワイトグリントガンメタver.です。


なので通常の期間限定流通とは異なるものとなってます。
私のような田舎民が手を出せる物では無いので、ならばいっそ塗装と改造で再現してやろうと今回作りました。
なので通常のホワイトグリントのプラモを使った制作になります。

いつもの通りジャンク品を使ってます。今回はちょっと特殊。

こちらの塗装済みのジャンク品を使っていきます。(メルカリで買った)
ちなみに全身固着してたらギチギチなため、分解時に場所によっては簡単に折れます(笑)
気持ちいいぐらいポッキリ
全身の処理


しかし、その分なかなか彫りが甘いので、追加するよりも、武器やら本体全てディテールが甘いところを彫り直し元の造形を良くしつつ、昨今のACに近づけるような追加ディテールを多少入れていく方向で作り込みをします。
私が使う道具については主にこんな感じです。Pカッターやら目立てヤスリなど、ホムセンで買えるものがほとんどです。
今回は都合が良いのでホワイトグリントの左手武器の突撃ライフルを例にモールド彫り直しの形を説明します。
主にプラモの元のパネルライン並みに線を太めに強調したいところはPカッター、より細く深く造形を立体的にする所はデザインナイフを加工した自作ナイフで細く深く彫ります。
合わせ目に関してはガタガタしてPカッターやナイフでは彫り直しが大変なのです。目立てヤスリを使ったり、エッチングソーで彫ってからPカッターを使ったりして彫り直します。

カーブがあるところはニードルで彫ります。
私の場合は新ピンバイスを加工したものを使ってますが、市販のものなどを使うのももちろんOK。
全体を彫り直すとこんな感じ。
表面処理をしてないにもかかわらずかなり立体的に見えるかと思います。
表面処理がなかなか難しいパーツはこういう処理もありなんですな。

ディテールの彫り直しをした上で表面処理も通常通り行っていきます。
塗装済みの品ですが、わざわざすべての塗装を剥がすのではなく、もうカチカチな塗料をサフ代わりに、ガリガリと削っていっています。
今回のジャンク品は塗膜も結構厚かったので、180番で削って造形を修正。
最終的に600番程度まで磨き、傷を処理しています。
複雑な造形で、当て木をした紙やすりが届かない箇所などもあります。
そういうか所は、四つ折りにした紙やすりやデザインナイフで研磨して、造形を整えています。

影響が少ないところは、完全に無視という箇所もあります。 白いプラ地が露出してないところは、磨きこみが浅く、ほとんど未処理。 いつもの自分の処理がどれくらいやっているか、ばれてしまいますね(笑) 割と奥側寄りで塗装の時に中研ぎもあるので、結構適当なところは適当です(汗)

武器は先述した通り、モールドを彫り直して追加ディテールを入れてます。
合わせ目は一部消すのを省略し、ディテール処理。

肉抜き穴については、ランナータグで穴埋め。

ミサイルは合わせ目を消すと、ダクトなどをハメたら後から外すことができない構造です。
先端のアーム部分のみ切り離して、接着。
後から分解できるような機構にしています。
ヒケがあまりにも深いところは、瞬間接着剤で肉盛りして削ってヒケ処理をしています。

ホワイトグリントはキットのギミックの都合上、非常にたくさんの付属品があります。

・アサルトアーマー(AA)展開用パーツ
・オーバードブースト(OB)用展開パーツ
それぞれが大量にあります。
ブースターに関しては、本体にもありますので、それを含めるとかなりの処理になります。

AAパーツについては、四角く造形されているので、すべてシャープにしています。

Pカッターや、目立てやすりで削り工作しました。
OB用パーツはとにかくパーツ数が多いです。
たくさんあって大変ですが、OPCGに合わせて、すべてシャープに整形しています。
一部破損している個所がありましたので、ランナータグで補修しています。
あとから削りにくい裏面の整面を事前に行い、
さらにその上でそのまま貼りつけるのではなく、
貼りつける本体側を凹まし、コの字を作って接着面の数を増やし、強度確保。
最後に、凹みによって失った面はアロンアルファ瞬間接着剤耐衝撃で穴埋めしています。

これで完成。
上の元パーツと遜色ない仕上がりになりました。

展開するとこんな感じでかなりシャープな仕上がりになります。 展開時の後ろ姿はかなり印象的ですので、このように丁寧に仕上げるだけでもかなりよくなりますね。ただ作業量は非常に多くなってしまいますね(汗

これはネクスト系あるあるなんですが、
本体よりも割と付属品の処理がなかなか大変です。
武器、スタビライザー、OB用パーツ・・・
それぞれがキャラクター性が強く、個性ある造形をしており、処理の甘さが最終的な出来にかなり直結します。

しかし、そういう部品は割とモナカやら1パーツ構成で処理が大変です(笑 なので、無理は禁物なので、どこまで省略して、どこまで処理するかは考えながらやりましょう。
というわけで色々書きましたが、ここまでやった上で、ようやくいつもの本体処理です。
全体的な造形はOPなどを参照になだらかで薄いラインを作っています。

頭の円柱状のパーツは2㎜プラ棒と、1㎜プラ棒それぞれを使い大型化。
後頭部にもそれぞれ左右で1本ずつあるので、そちらも自作。
首は取り外し可能な円盤状のスペーサーを作り首を延長。
これはOPCGのシルエットに近づけるようにするためです。
気にならないなら無視してOK
ちなみにスタビライザー(角)は欠品していたためプラ板から自作です。

コアはギミックや共通規格の都合があり、CORE〜腰の部分が明らかに飛び出ていますので、内側にパテを詰め込んでからひたすら削ってツライチにします。
ボールジョイントも一旦切り離してから1mm真鍮線で補強した2mmプラ棒を入れて接続します
そのままだとボールジョイントと本体の強度が足りなくなるので、最後には穴を開けた蓋を作り、蓋ごと接着。

蓋は本体の片側だけに接着をして、後から分解できるようにしてます。

腕はそのままでも全然良い造形となってます。
しかし、肩アーマーの盛り上がった部分の造形がOPと比べると厚く個人的に気になります。
そのため、アーマー外側の裏に瞬間接着剤を流して補強。
その後、プラ厚ギリギリまで削り込みライン調整。

外側に向かって薄くなる流線形のラインを作っています。


脚部パーツは両方の脚はシルエットを重視して、流れを整えています。
太ももパーツがシルエットがひょうたん的な作りになっているので、
上から下の先端部に向かってすぼまった流れるようなデザインに変更。
膝から下はしっかり磨き、エッジを強調しつつ、ラインを調整してます。

変形時に特に主張してくる部位でもあるので、調整は必須ですね。

型取りブロックも活用すると、エポパテでもかなりしっかりした型がとれ、
複製してもしっかりとしたエッジが出ます。
複製後は面や厚み、ディテールの微調整を行っています。

かかと部品については、羽を動かすギミックがあります。
あとからコの字に切り欠いて1㎜プラ棒を差し込み再現してます。
OBのハッチも一つ欠品してました。
欠品していた分はおゆまる複製。
ハッチのヒンジはプラ板で自作して蘇生しています。

ある程度部品を外している状態ですが、整面などすることで、全体的なラインのまとまりが出たかと思います。
■セオリー通りにはいかない塗装

塗装については、塗りました。
で済ますことも多いですが、結構参考にされる人もいるので、ちょっと詳しく記載します
エアブラシでは一気に黒だけドバッと塗るなどができます。
しかし、私は筆塗り。なのである程度 分けながら塗っています。
(頭〜腰、両腕、脚、武器など)
塗装は白などの薄い色からが基本!なのは重々承知なのです。 しかし、私は奥行きや裏になる部分や部品を中心にどんどん塗り、クリアーも吹いたり塗ったりしながら組み上げてます。

▲裏側や、関節同士の隙間は事前にクリアーコート
なぜならある程度組み立てた状態で、全体のバランス見ながら再塗装や調整をするからですね。
この時に、裏側や奥のパーツは組みつけてからだと塗るのが大変なのです。
ていうか筆が届かん。(笑)
特にホワイトグリントの場合可変機です。
あらかじめトップコートかけたり、組みつけながらグリスアップもあります。
また、パーツ同士が擦れないようにな隙間を作っています。
関係で、パーツ同士の接触部は塗らない場所もあります。

▲腹部スライド機構は塗らなくて良いところは塗膜も削り落として薄くグリスアップ
反対側は塗装が必要なのでクリアーコートを事前にしっかりしています。
こういった手順とかを臨機応変に調整するとセオリー通りにはいかないですねぇ‥汗
筆塗についてですが、エッジ、ディテール凹凸部を中心に塗装し、何層も重ねます。
おおよそ8回で完全発色。
ちなみに、5回重ねたタイミング、7回目重ねたタイミングで完全に乾かしています。
これは綺麗に塗装する際には重要なテクニックになります。
指で軽く触って一見表面が乾燥しているような状態でも、中身の乾燥が甘い場合があり、

この時に重ね塗ってしますと、うまく重ならなくて隠蔽しなかったり、
筆の運びが悪くなったり、なんなら塗膜を侵す危険性もあるためです。
そのため、ドライヤーで送風後に、
5回時点では1時間。
7回目以降は2時間~半日以上は乾かします。

塗装については今回はガンメタ仕様のため、黒く塗ってます。

問題はブルーグリーンの方で、コトブキヤプラモは明らかにグリーンですが、河森氏の設定画では明らかに青。
そのため、それらの中庸的なな色味を目指して塗装してます。
◼︎黒(水性)
・黒サフ+RLMグレーバイオレット+スーパーファインシルバー 6:2:1
◼︎グリーン(水性)
・よもぎ色+スカイブルー+クロームシルバー
◼︎センサー赤
・ガンダムマーカーメタレッド
◼︎グレーメタル(水性)
・焼鉄色
◼︎武器、間接グレー(水性)
・ダークアイアン(履帯色)
墨入れはフラットブラック。
艶消しと半艶のスプレーで光沢感を整えたら終了です。

それでは本日はここまで、次回もよろしくお願いします。
完成しました。
コトブキヤより、ラインアークホワイトグリントガンメタver.です。

なんだこの機体は!?
ホワイトグリントガンメタver.はデザイナーの河森氏のイベントで登場したイベント限定キットで、整形色が異なります。
なので通常の期間限定流通とは異なるものとなってます。
私のような田舎民が手を出せる物では無いので、ならばいっそ塗装と改造で再現してやろうと今回作りました。
なので通常のホワイトグリントのプラモを使った制作になります。

いつもの通りジャンク品を使ってます。今回はちょっと特殊。

こちらの塗装済みのジャンク品を使っていきます。(メルカリで買った)

ちなみに全身固着してたらギチギチなため、分解時に場所によっては簡単に折れます(笑)
気持ちいいぐらいポッキリ
全身の処理

ディテールについて
昨今は追加ディテールを入れるのが結構流行りではありますが、ACはもともとディテールが多く、プラモもディテールが盛りだくさん。
しかし、その分なかなか彫りが甘いので、追加するよりも、武器やら本体全てディテールが甘いところを彫り直し元の造形を良くしつつ、昨今のACに近づけるような追加ディテールを多少入れていく方向で作り込みをします。

私が使う道具については主にこんな感じです。Pカッターやら目立てヤスリなど、ホムセンで買えるものがほとんどです。
今回は都合が良いのでホワイトグリントの左手武器の突撃ライフルを例にモールド彫り直しの形を説明します。

主にプラモの元のパネルライン並みに線を太めに強調したいところはPカッター、より細く深く造形を立体的にする所はデザインナイフを加工した自作ナイフで細く深く彫ります。

合わせ目に関してはガタガタしてPカッターやナイフでは彫り直しが大変なのです。目立てヤスリを使ったり、エッチングソーで彫ってからPカッターを使ったりして彫り直します。

カーブがあるところはニードルで彫ります。
私の場合は新ピンバイスを加工したものを使ってますが、市販のものなどを使うのももちろんOK。
全体を彫り直すとこんな感じ。

表面処理をしてないにもかかわらずかなり立体的に見えるかと思います。
表面処理がなかなか難しいパーツはこういう処理もありなんですな。
表面処理

ディテールの彫り直しをした上で表面処理も通常通り行っていきます。
塗装済みの品ですが、わざわざすべての塗装を剥がすのではなく、もうカチカチな塗料をサフ代わりに、ガリガリと削っていっています。

今回のジャンク品は塗膜も結構厚かったので、180番で削って造形を修正。
最終的に600番程度まで磨き、傷を処理しています。
複雑な造形で、当て木をした紙やすりが届かない箇所などもあります。
そういうか所は、四つ折りにした紙やすりやデザインナイフで研磨して、造形を整えています。

影響が少ないところは、完全に無視という箇所もあります。 白いプラ地が露出してないところは、磨きこみが浅く、ほとんど未処理。 いつもの自分の処理がどれくらいやっているか、ばれてしまいますね(笑) 割と奥側寄りで塗装の時に中研ぎもあるので、結構適当なところは適当です(汗)
WEAPONS

武器は先述した通り、モールドを彫り直して追加ディテールを入れてます。
合わせ目は一部消すのを省略し、ディテール処理。

ミサイル

肉抜き穴については、ランナータグで穴埋め。

ミサイルは合わせ目を消すと、ダクトなどをハメたら後から外すことができない構造です。
先端のアーム部分のみ切り離して、接着。
後から分解できるような機構にしています。
ヒケがあまりにも深いところは、瞬間接着剤で肉盛りして削ってヒケ処理をしています。

変形と付属品


・アサルトアーマー(AA)展開用パーツ
・オーバードブースト(OB)用展開パーツ
それぞれが大量にあります。
ブースターに関しては、本体にもありますので、それを含めるとかなりの処理になります。

AAパーツについては、四角く造形されているので、すべてシャープにしています。

Pカッターや、目立てやすりで削り工作しました。
OB用パーツはとにかくパーツ数が多いです。

たくさんあって大変ですが、OPCGに合わせて、すべてシャープに整形しています。

一部破損している個所がありましたので、ランナータグで補修しています。
あとから削りにくい裏面の整面を事前に行い、
さらにその上でそのまま貼りつけるのではなく、
貼りつける本体側を凹まし、コの字を作って接着面の数を増やし、強度確保。
最後に、凹みによって失った面はアロンアルファ瞬間接着剤耐衝撃で穴埋めしています。

これで完成。
上の元パーツと遜色ない仕上がりになりました。

展開するとこんな感じでかなりシャープな仕上がりになります。 展開時の後ろ姿はかなり印象的ですので、このように丁寧に仕上げるだけでもかなりよくなりますね。ただ作業量は非常に多くなってしまいますね(汗

これはネクスト系あるあるなんですが、
本体よりも割と付属品の処理がなかなか大変です。
武器、スタビライザー、OB用パーツ・・・
それぞれがキャラクター性が強く、個性ある造形をしており、処理の甘さが最終的な出来にかなり直結します。

しかし、そういう部品は割とモナカやら1パーツ構成で処理が大変です(笑 なので、無理は禁物なので、どこまで省略して、どこまで処理するかは考えながらやりましょう。
というわけで色々書きましたが、ここまでやった上で、ようやくいつもの本体処理です。
■HEAD
頭は最も手を加えた部分です。全体的な造形はOPなどを参照になだらかで薄いラインを作っています。

頭の円柱状のパーツは2㎜プラ棒と、1㎜プラ棒それぞれを使い大型化。
後頭部にもそれぞれ左右で1本ずつあるので、そちらも自作。
首は取り外し可能な円盤状のスペーサーを作り首を延長。
これはOPCGのシルエットに近づけるようにするためです。
気にならないなら無視してOK
ちなみにスタビライザー(角)は欠品していたためプラ板から自作です。
◾️CORE

コアはギミックや共通規格の都合があり、CORE〜腰の部分が明らかに飛び出ていますので、内側にパテを詰め込んでからひたすら削ってツライチにします。

ボールジョイントも一旦切り離してから1mm真鍮線で補強した2mmプラ棒を入れて接続します
そのままだとボールジョイントと本体の強度が足りなくなるので、最後には穴を開けた蓋を作り、蓋ごと接着。

蓋は本体の片側だけに接着をして、後から分解できるようにしてます。
■ARMS

腕はそのままでも全然良い造形となってます。
しかし、肩アーマーの盛り上がった部分の造形がOPと比べると厚く個人的に気になります。
そのため、アーマー外側の裏に瞬間接着剤を流して補強。
その後、プラ厚ギリギリまで削り込みライン調整。

外側に向かって薄くなる流線形のラインを作っています。

LEGS

脚部パーツは両方の脚はシルエットを重視して、流れを整えています。
太ももパーツがシルエットがひょうたん的な作りになっているので、
上から下の先端部に向かってすぼまった流れるようなデザインに変更。
膝から下はしっかり磨き、エッジを強調しつつ、ラインを調整してます。

変形時に特に主張してくる部位でもあるので、調整は必須ですね。
■不足品
相変わらず不足している部品が多いので、お湯まるとエポパテで複製。
型取りブロックも活用すると、エポパテでもかなりしっかりした型がとれ、
複製してもしっかりとしたエッジが出ます。
複製後は面や厚み、ディテールの微調整を行っています。

かかと部品については、羽を動かすギミックがあります。
あとからコの字に切り欠いて1㎜プラ棒を差し込み再現してます。
OBのハッチも一つ欠品してました。
欠品していた分はおゆまる複製。
ハッチのヒンジはプラ板で自作して蘇生しています。
全体のバランス
全体のバランスはざっと整理するとこんな感じです。
ある程度部品を外している状態ですが、整面などすることで、全体的なラインのまとまりが出たかと思います。
■セオリー通りにはいかない塗装

塗装については、塗りました。
で済ますことも多いですが、結構参考にされる人もいるので、ちょっと詳しく記載します

エアブラシでは一気に黒だけドバッと塗るなどができます。
しかし、私は筆塗り。なのである程度 分けながら塗っています。
(頭〜腰、両腕、脚、武器など)
塗装は白などの薄い色からが基本!なのは重々承知なのです。 しかし、私は奥行きや裏になる部分や部品を中心にどんどん塗り、クリアーも吹いたり塗ったりしながら組み上げてます。

▲裏側や、関節同士の隙間は事前にクリアーコート
なぜならある程度組み立てた状態で、全体のバランス見ながら再塗装や調整をするからですね。
この時に、裏側や奥のパーツは組みつけてからだと塗るのが大変なのです。
ていうか筆が届かん。(笑)
特にホワイトグリントの場合可変機です。
あらかじめトップコートかけたり、組みつけながらグリスアップもあります。
また、パーツ同士が擦れないようにな隙間を作っています。
関係で、パーツ同士の接触部は塗らない場所もあります。

▲腹部スライド機構は塗らなくて良いところは塗膜も削り落として薄くグリスアップ
反対側は塗装が必要なのでクリアーコートを事前にしっかりしています。
こういった手順とかを臨機応変に調整するとセオリー通りにはいかないですねぇ‥汗
筆塗についてですが、エッジ、ディテール凹凸部を中心に塗装し、何層も重ねます。

おおよそ8回で完全発色。
ちなみに、5回重ねたタイミング、7回目重ねたタイミングで完全に乾かしています。
これは綺麗に塗装する際には重要なテクニックになります。
指で軽く触って一見表面が乾燥しているような状態でも、中身の乾燥が甘い場合があり、

この時に重ね塗ってしますと、うまく重ならなくて隠蔽しなかったり、
筆の運びが悪くなったり、なんなら塗膜を侵す危険性もあるためです。
そのため、ドライヤーで送風後に、
5回時点では1時間。
7回目以降は2時間~半日以上は乾かします。
カラーレシピ

塗装については今回はガンメタ仕様のため、黒く塗ってます。

問題はブルーグリーンの方で、コトブキヤプラモは明らかにグリーンですが、河森氏の設定画では明らかに青。
そのため、それらの中庸的なな色味を目指して塗装してます。
◼︎黒(水性)
・黒サフ+RLMグレーバイオレット+スーパーファインシルバー 6:2:1
◼︎グリーン(水性)
・よもぎ色+スカイブルー+クロームシルバー
◼︎センサー赤
・ガンダムマーカーメタレッド
◼︎グレーメタル(水性)
・焼鉄色
◼︎武器、間接グレー(水性)
・ダークアイアン(履帯色)
墨入れはフラットブラック。
艶消しと半艶のスプレーで光沢感を整えたら終了です。

それでは本日はここまで、次回もよろしくお願いします。
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