みなさんこんにちは。
今日からACVIマーウォルスの徹底改修記事を書いていきます。
 
■徹底改修とは?
プラモを自分が目指す形に徹底的に形状などを変更すること。


まぁ簡単に言うと、とってもいっぱい改造するということですね。

では今回の目指す(近づける)形はこれ。

IMG_0424

ACBNWという小説が連載されているときに発表されたマーウォルスのイラストです。
このイメージに近づけるように、改修をしていきます。

実際にプラモは

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こんな感じです。

君写真と違わない!?という感がひしひしと伝わりますね。

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▲比較するとこんな感じ。なかなかつらそうです。



徹底改修はどう進めるか?

徹底改修慣れている人間からすると、そうでもない作業です。しかし、慣れていない場合はどっからどう手を付けていいの?で、さっぱりわかりません。


そのため今回は私の手法を紹介します。

■私のやり方
イメージを練り、最短で突き抜ける。

となってます。

行き当たりばったりでは作業量が多い場合、よほどでないと息切れしますし、途中で迷子にもなります。
そして、作品が永久に凍結されることも‥(汗
よほどしつこい性格か負けず嫌いじゃない限り、それが再び開くことはないことに…(汗)

そうならないためですね。



ではイメージを練っていきます。

手順は3つの工程になります。


1.元画像と比較し、スケッチ。実際に触るなどで造形を考える。
2.工程を考えリストアップ
3.素材を考えリストアップ。文字を入力






1スケッチや触って考える

画像編集ソフトやノートを使って行います。
画像編集ソフト?となるとなかなかに腰が重くなりそうなかんじですが、

紙とペンがあればぶっちゃけOKですし、
もしくはスマホ持ってれば多分画像編集機能あるからそれでもOK。

FullSizeRender
▲今回のマーウォルスは最初はiphone備え付けの画像編集機能でイメージを膨らませてます。

その他には実際に部品を移動して考えるなどしてます。

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▲グレネード位置調整の様子。





2工程を考える。

一体どこをどうすればよいか、ということを考えます。
例えば腕のどこのパーツをどのように形状変更すればよいか、などをひたすらに書きます。

紙やメモに言語化する事で、イメージをより具体的にし、進む道を明確にしていきます。


進む道が明確になるとモチベアップにも繋がります。
加えて、人間の記憶容量は大したありません。
私も頭は良い方でもなければ記憶力がいい方でもないです。
わからなくなった時にそれを見返し、確認することで、無駄な思考時間のカットもしてます。

実際にやったのはこんな感じ。

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▲iphoneメモ帳でやりました。

局面ラインが非常に多く、パテを使う頻度が増えそうなのがよくわかります。微調整はプラ板。



3素材を考える。

FullSizeRender
▲実際に使った素材類

2の工程を考えたら、メモに追加で各部位でどのような素材を使うかを考えます。
→性質的に2,3は順不同で同時進行でもOKです。、上の画像にもパテが同行とありますね。



基本「直線はプラ板、曲面はパテを使う。」ですが例外はいつもあります。
そのせいで、なかなか工程が行ったり来たり、結果時間ばかりが過ぎていく…
なんてことがよくあります。

特にパテを何回も出したり戻したりは結構嫌なものです。ゴム手袋出したり、2液混ぜたり、造形してる時よりも練ってる時間の方が長いんじゃないの?という感覚になり、そのまま心折れたり浮気したりなんてことありますよね?‥ない?

そのため、各部位どの素材を使うのが適切かを事前に考え、無駄に悩む時間を避け、モチベを維持して完成まで持っていきます。




注意点

注意点として、これらのイメージ作業は必要に応じて作業中にも行います。
最初にやったことが100%いくことなんてナイ(ヾノ・ω・`)ナイ FIfWRxLaUAI1S1C
▲4回は少なくともやり直しました(汗)1週間の作業ですが結構迷子になってます。
やってみて修正はありますので!その辺はご理解ください!


次回からは実際の作業工程をより具体的に紹介しますので,よろしくお願いいたします。