こんにちは、ぺぐです。
プラモを作りつつ、色々な備忘録やHow toなどをこちらのブログに書きまとめてます。
作ったもの:https://twitter.com/peg4009
今回はスミ入れ塗料の話です。
「スミ入れ」というのも色々ありますね。
最近では多種多様なスミ入れ塗料が発売されました。
しかしながら
スミ入れ塗料をどこにどう使い分けたらいいのか?
みたいな話はあまり聞きませんよね。
ただ正直なところ。最終的にはそれぞれの好みでOK! なんです。
しかし、個性を出そうとたり、好みをだそうとしても、そもそもの型を知らなければ、よくわからないものができてしまいます。
最終的には好みなものの、プラモ作りがうまくなるために、いわゆる常識を知るのはとても大事です。
今回はそんなスミ入れに使う塗料のオーソドックスな色3色と使い方を紹介します。
ペン、エナメル双方で使えるものを紹介しますのでよろしくお願いします。
これを覚えろ!基本3色!
プラモデルを始めたての方はこの3色をとりあえず覚えてもらえればOKです。基本の3色
- グレー
- ブラック
- ブラウン

この3色わかっていればとりあえずOKです。
この3色はクレオスや、タミヤから出ているスミ入れ塗料の最も基本的な色として、ガンダムマーカースミ入れペンやタミヤエナメルのスミ入れ専用塗料の基本色として販売されています。
タミヤに至っては他にも多種多様な色がありますが、公式ブログの最初の紹介でもこの3色からとなっています。(参考:https://tamiya-plamodelfactory.com/2021/08/19/%E3%82%B9%E3%83%9F%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%AE%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AA%E3%82%84%E3%82%8A%E6%96%B9%E3%81%A8%E3%80%81%E3%82%B9%E3%83%9F%E5%85%A5%E3%82%8C%E5%A1%97%E6%96%99%E3%81%AE%E3%81%94%E7%B4%B9/)
つまり基本の3色なんですな。
では次にそれぞれをどこに使えばよいか。です。
それぞれの使う場所
それぞれの使う場所は以下の通りです。■使用場所
- グレー → 白系 (黒だと線が濃すぎる部分)
- ブラック → 青、緑、グレー系 ( グレーだと色が見えにくい部分 )
- ブラウン → 赤、黄色系

に使うことがとてもオーソドックスなスミ入れの型となっていきます。
このスミ入の色は「スミ入れする箇所に影がかかった色」となっており、それらの合わせた色にすることで自然で繊細なスミ入れを表現することができます。
本当に始めたばかりの人やスミ入れをこれからしたい!という人はとりあえずとここまで覚えてもらえればOKだと思います。
この後書くのはそれぞれの色のちょっと詳しい話です。
余裕があったり、これからスミ入れをもっと知りたい!という方はぜひ覚えていってください。
グレー
最初に買うならこれ!ぶっちゃけメカ系ならこれ一本で違和感なくスミ入れが全部成立することも多くいです。
個人的には 最強の汎用性 を持っている色だと思います。
漫画アニメなどなどイラスト=線が黒とイメージされやすいとおり、実際にアニメの線、漫画の線は黒が多く使われます。
しかし、立体物の場合黒だと「情報量が多過ぎてくどい!」ということも多々あります。
特に白に黒でスミ入れするとその現象が起きやすいです。
そのためグレーを使って自然な色のコントラストにし、雰囲気をなじませます。
最近は漫画、アニメでもデジタル作画の発展により昔に比べ線の色が薄い作品も増えましたので、かえってその方が自然な場合もあり、グレー1本でスミ入れしても何の問題もなく仕上がるケースも多いのです。
おすすめな使う場所
・白系など色が薄い場所(ニュートラルグレイやライトグレイ)・ほぼ全箇所(ジャーマングレイやダークグレイ)
それぞれのおすすめ塗料
<エナメル塗料>・ジャーマングレー
・ダークグレー これらどちらか1本あればとりあえずOKです
ダークグレーはスミ入れ専用塗料が出ていますが、ジャーマングレーも負けてません。
ジャーマングレー1本でのスミ入れなんてのがプロの作例でもあったりします。
だいたいガンダム00~ガンダムAGEの時によく使われてましたかねぇ。
RGなどの密度が多いものをスミ入れする場合は、濃いなと感じるかもしれません。
そういった場合は「ライトグレイ」や「ニュートラルグレイ」を追加で買うとOKかなぁ
と思います。
<スミ入れペン >
・ガンダムマーカー スミ入れグレー
・リアルタッチマーカー グレー1 → 青紫みがあり、現実の影のような仕上がり。
・リアルタッチマーカー グレー2 → アニメっぽい仕上がり。
この辺から1本買っとけばとりあえずOKです。
ブラック
ブラックはメリハリが強く、濃いめのスミ入れができます。基本的な使い方は暗い色の場所(ブルーや、グリーン、グレーなど)に使われます。
強烈な昔のセル画のようなメリハリある線が欲しい場合に重宝します。
私は濃いめセル画のような雰囲気が好きでその作風を目指しているため、ブラック一本でスミ入れすることが多いですね。
注意点として濃い線になるので汎用性が少し落ちます。
昨今ディテールが多くアレンジされたプラモも増えたので、特にディテール量やサイズ感を考えないとくどい仕上がりになり、線が濃くなりすぎて、巨大感もなくなる場合もあり注意です。
おすすめな使う場所
・ブルー、グレー、グリーンなど色が濃い場所・ガンプラなどのグレー関節
・全身(白へスミ入れする場合はくどくなりやすいので注意)
おススメカラー
<エナメル>・フラットブラック
・ラバーブラック
※ラバーブラックはフラットブラックよりも薄い黒です。
<スミ入れペン>
・ガンダムマーカースミ入れブラック
・リアルタッチマーカーグレー3
ブラウン
ブラウン、つまり茶色です。大丈夫?それ。と思う方もいると思いますが、結構使える色となっております。
特に赤や黄色相手に使うといい感じになじみます。
汎用性は低いですが、ポイントポイントで使うことでより自然な雰囲気で作ることができます。
ちょっと変わり種な話になると全身ブラウンでスミ入れするケースもあります。
昔は、デザイナーによってはブラウンの線でメカを書いたものもありました。
代表的な例は ウイングガンダムEW(ver.Ka)ですね。あれのスミ入れはブラウン一色!というHowTOが書かれる時代もありました(笑)

使用場所
赤、黄色など赤みある場所。おススメ色
<エナメル>・フラットブラウン
<スミ入れペン>
・ブラウン
・リアルタッチマーカー ブラウン
ということで今回はここまでになります。
正直スミ入れの色は非常に奥が深く、人によって使う色は様々です。
プロの作例では全身シャーペンで作られた作品もあります。
エナメルで混色して仕上げたほうが良い状況などもあるので最後にはやっぱり好みと作風次第です。
ただ基本的な型は
「白 → グレー系」「青などの濃い色 → ブラック系」「赤、黄色 → ブラウン系」 となる流れをきっちり抑えつつ、あとは作風によってそれぞれにあったものを模索していくのが大切になるので、ぜひぜひ自分なりの色彩を探ってみてください。
では次回もよろしくお願いします。