こんにちは、ぺぐです

プラモを作りつつ、色々な備忘録やHow toなどをこちらのブログに書きまとめてます。
作ったもの:https://twitter.com/peg4009



今回はスミ入れの話

みなさんはエナメルスミ入れを行っているとき
彫りが浅くてエナメルスミ入れスミがうまく流れない。 ということがありませんか?

今回はそんなときに使えるスミ入れについて紹介をします。


使う道具は「シャーペン」です。

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シャーペンを使ったスミ入れ法

実のところ昔からあるそこそこ結構メジャーな方法となります。
ABSの割れ防止のためにエナメルではなくシャーペンでスミ入れをするという方法も使われておりました。
例えば今ほど道具がそろっていない時代であれば、 MGのフレームの割れ防止などに使われていたこともあります。 その他には時短のために使われていたこともある。なんていう歴史があります。

現代ではガンダム用にスミ入れシャーペンが発売されたりもしました。





事前準備~実際の作業

シャーペンを購入したら「ハイ!OK!」ということではなく、事前準備が必要です。
準備には紙やすりを使います。

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これを使って芯を斜めに削ることから始めます。

芯を削る

事前準備として芯の先を斜めに削ります。 IMG_6878
そのままの芯の形では0.3㎜の細さでもモールドに入っていきません。 そのため、奥まったところや90以下の鋭角などにもしっかり線を引くために行います。

実際に書く

スミ入れペンなどと同じく溝に沿って描きます。

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ここは非常にシンプル、はみ出したら消しゴムとかで消しましょう。





完成

完成したらこんな感じ。 IMG_6877
スミ入れペンよりもかなり線が細く、エナメル流し込み程度に繊細なタッチになります。




芯の濃さや種類のおすすめは?

じゃあ一体シャーペンの太さや、種類はどんなのを使えばよいのか?おすすめはなんなのか?
気になりますよね。

ここからは体系化されているものではないため、個人の主観となります。


本体のおすすめ

個人的にシャーペンは「0.3〜0.5の濃さはわりとどれでもオッケー」です。 どのみちすべて先端細くしてしまうので… より奥まった場所とかに書き込む場合もあるため、先端が金属パイプ製で細いシャーペンがおすすめ
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芯の濃さのおすすめ

個人的にはHB〜2Bくらいがおすすめです。IMG_1656

白い機体にうすめに書きたいならHB、濃く書きたいなら2Bといった感じ。
ものすごく濃く書きたいなら4Bなどの選択肢もあります。




シャーペンでのスミ入れのメリットは?

シャーペンでのスミイレはエナメルスミ入れと違いエナメル割れなどがありません。
しかも直接書き込みなので、スミがうまく流れないという場合にもキレイに線が引けます


スミ入れが綺麗にできるとプラモの完成度もグッと上がるため、ぜひ活用ください。 



 それでは本日はここまでです。

次回もよろしくお願いします。