みなさんこんにちは。
今回はコトブキヤ アーマード・コア ヴァリアヴル インフィニティ(ACVI)シリーズより
1/72ナインボール=セラフの完成記事です。
非常に大型のモデルであり、ガンダムでいえばMGZZくらいの大きさがあります。
これを筆で塗るのはなかなかに苦労しました。
水性塗料の進化により、水性筆塗りの需要も増えてきたので、ラッカー、水性、エナメル様々な塗料を活用して塗装しています。
もうメジャーなキットではありませんが、楽しんでみてもらえれば幸いです。
もともとはメルカリのジャンク品でした。(3000円)
ジャンクと言えどキットは非常に出来が良く、普通に作っても高い完成度となっています。
しかし、少し潰れた雰囲気もみられたため、そのあたりを修正。
より鋭く凶悪なビジュアルになるように改修しています。
400~600番のかみやすりで表面処理を行っています。
これによりエッジや先端はできるだけシャープになるように調整を加えています。
またハメ合わせが悪いパーツについては加工してきちんとハマるようにしています。
ACVIはスナップキットですが、非常に細かいパーツが多く、外れやすいものも多いです。
塗装後外れないようにタミヤのクラフトボンドで接着。
※瞬間接着剤やセメントを使わないのは後々のメンテなどをしやすくするため。
顎の下に穴埋めがあったため埋めました。
しかし、ほぼ目立たないので埋めなくてもOKです(笑)
ホホ周辺にあるシャッター、もしくはフィンのようなパーツはハメ合わせが悪く飛び出ます。
削り込んできちんとハマるように改修しましょう。
欠品パーツがあったので、自作しています。
接続ピンをプラ板で作成し、パテで造形しています。
パテを盛る前は、接合面に対して事前にシリコンリムーバーを塗ると剥がすのが簡単になります。
ポリキャップは関節技ボールジョイント大に変更。
可動範囲の拡張と、立体感の強調をしています。
背骨の凸ピンは折れていたので自作して修復しています。
変形時に大きなアンテナのようになる尻尾は肉抜き穴があります。
そこはタミヤのエポパテで埋めました。
胴体との接続を関節技ボールジョイント(大)に変更しています。
大きな改修はしていません。
表面処理やパーティングラインの処理を丁寧にするだけで非常にかっこよくなります。
腕のパーツが欠品していたのでプラ材で適当に自作
一番改修したところです。
太ももは先端にプラ板を貼って大型化。
足首にスペーサーを入れて1㎜延長。
足首アーマーの前側赤い部分を1mm延長。
バーニアノズルはすべてシャープ化
背部ロケットブースター
一番下の部分との分割線で3㎜程延長。
先端の上のロケットのような円柱部分で1mm延長。
各バーニアパーツは横にある箇所以外すべてシャープ化
フレームにも本体にも小さい凸ディテールがたくさんあります。
しかし、ヒケてることも多かったため、すべて削り落として0.3、0.5㎜プラ板で自作しました。
円柱状のディテールは一度削り落とし、伸ばしランナーで復元
これらのこまごました作業により巨大感がありつつも、シャープなシルエットになりました。
クレオスMrカラー(CM)
タミヤアクリルカラー(Ta)
クレオス水性ホビーカラー(CH)を使用
下塗りとクリアー以外はすべて筆塗りで仕上げています。
これらで基本塗装。
影になる部分はタミヤエナメルやアクリルのラバーブラックで塗装。
スミ入れ、汚し、シャドーをエナメルフラットブラックで行い、Mrカラースプレー半光沢でコート。
ご覧いただきありがとうございました。
今回はコトブキヤ アーマード・コア ヴァリアヴル インフィニティ(ACVI)シリーズより
1/72ナインボール=セラフの完成記事です。
非常に大型のモデルであり、ガンダムでいえばMGZZくらいの大きさがあります。
これを筆で塗るのはなかなかに苦労しました。
水性塗料の進化により、水性筆塗りの需要も増えてきたので、ラッカー、水性、エナメル様々な塗料を活用して塗装しています。
もうメジャーなキットではありませんが、楽しんでみてもらえれば幸いです。
はじめに
もともとはメルカリのジャンク品でした。(3000円)
ジャンクと言えどキットは非常に出来が良く、普通に作っても高い完成度となっています。
しかし、少し潰れた雰囲気もみられたため、そのあたりを修正。
より鋭く凶悪なビジュアルになるように改修しています。
全体共通
400~600番のかみやすりで表面処理を行っています。
これによりエッジや先端はできるだけシャープになるように調整を加えています。
またハメ合わせが悪いパーツについては加工してきちんとハマるようにしています。
ACVIはスナップキットですが、非常に細かいパーツが多く、外れやすいものも多いです。
塗装後外れないようにタミヤのクラフトボンドで接着。
※瞬間接着剤やセメントを使わないのは後々のメンテなどをしやすくするため。
頭
顎の下に穴埋めがあったため埋めました。
しかし、ほぼ目立たないので埋めなくてもOKです(笑)
ホホ周辺にあるシャッター、もしくはフィンのようなパーツはハメ合わせが悪く飛び出ます。
削り込んできちんとハマるように改修しましょう。
胴体
欠品パーツがあったので、自作しています。
接続ピンをプラ板で作成し、パテで造形しています。
パテを盛る前は、接合面に対して事前にシリコンリムーバーを塗ると剥がすのが簡単になります。
ポリキャップは関節技ボールジョイント大に変更。
可動範囲の拡張と、立体感の強調をしています。
背骨の凸ピンは折れていたので自作して修復しています。
変形時に大きなアンテナのようになる尻尾は肉抜き穴があります。
そこはタミヤのエポパテで埋めました。
腕
胴体との接続を関節技ボールジョイント(大)に変更しています。
大きな改修はしていません。
表面処理やパーティングラインの処理を丁寧にするだけで非常にかっこよくなります。
腕のパーツが欠品していたのでプラ材で適当に自作
脚
一番改修したところです。
太ももは先端にプラ板を貼って大型化。
足首にスペーサーを入れて1㎜延長。
足首アーマーの前側赤い部分を1mm延長。
バーニアノズルはすべてシャープ化
背部ロケットブースター
一番下の部分との分割線で3㎜程延長。
先端の上のロケットのような円柱部分で1mm延長。
各バーニアパーツは横にある箇所以外すべてシャープ化
フレームにも本体にも小さい凸ディテールがたくさんあります。
しかし、ヒケてることも多かったため、すべて削り落として0.3、0.5㎜プラ板で自作しました。
円柱状のディテールは一度削り落とし、伸ばしランナーで復元
これらのこまごました作業により巨大感がありつつも、シャープなシルエットになりました。
カラーレシピ
クレオスMrカラー(CM)
タミヤアクリルカラー(Ta)
クレオス水性ホビーカラー(CH)を使用
下塗りとクリアー以外はすべて筆塗りで仕上げています。
■本体赤(CM)
グレーサフで下塗り → キャラクターレッド:艦底色=9:1
■本体グレー(Ta)
ジャーマングレー
■関節金(CH)
ゴールド
■メカ部分茶(Ta)
ダークアイアン(履帯色)
■メカ部分黒
黒サフ : 黒鉄色 :RLM66ブラックグレー = 1:1:1
■ロケットブースターシルバー(CM)
シルバー :RLM66ブラックグレー =1:1:1
グレーサフで下塗り → キャラクターレッド:艦底色=9:1
■本体グレー(Ta)
ジャーマングレー
■関節金(CH)
ゴールド
■メカ部分茶(Ta)
ダークアイアン(履帯色)
■メカ部分黒
黒サフ : 黒鉄色 :RLM66ブラックグレー = 1:1:1
■ロケットブースターシルバー(CM)
シルバー :RLM66ブラックグレー =1:1:1
これらで基本塗装。
影になる部分はタミヤエナメルやアクリルのラバーブラックで塗装。
スミ入れ、汚し、シャドーをエナメルフラットブラックで行い、Mrカラースプレー半光沢でコート。
おまけ
twitterで投稿する直前に作ったPS版ナインボールセラフの起動シークエンスの再現画像です。ご覧いただきありがとうございました。
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