アクリジョンって?
アクリジョンは乾燥時間の遅さや塗膜の弱さ、有機溶剤による臭いの問題を解決し、安全と塗装環境の改善を目指した、新世代のエマルジョン系水性塗料のことです。
(http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=400)
そんな夢のような塗料に対して、ベースカラーというものが生まれました
果たしてなぜ生まれたんでしょうか?
今回はそんなベースカラーを
それぞれを踏まえて書いていきたいと思います。
■どうして生まれたの??
一見すると、非常に良さそうな塗料なんです。
しかし、この塗料
「隠ぺい力」に問題があり、なかなか下地を隠すことができない、という欠点がありました。
そこで生まれたのがこのベースカラーです。
※左の4本がアクリジョンベースカラー
※右側はタミヤアクリル、タミヤラッカー、水性ホビーカラー
先にそれぞれの色に対応したベースカラーを塗っておくことで、あとから塗るアクリジョンの発色を助ける働きがあります。
■種類
ベースカラーは全6色あります。
・ベースホワイト
・ベースグレー
・ベースイエロー
・ベースレッド
・ベースブルー
・ベースグリーン
■特徴
通常の下地材である、サフと違って種類が豊富なので、それぞれに合った下地を自分で用意しなくても、これを使えばすぐに用意できるというメリットがありますね。
またHPには…
アクリジョン待望の新色は「ベースカラー」です。隠ぺい力を高めた成分設計で、ベースカラーを下地色として塗布しておくことでアクリジョン通常色の発色が格段に向上します。またプライマー、サーフェイサーとしての機能も兼ねているので、ABSやレジンを塗装する際のオールラウンドな下地材としても活躍致します。
(http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=3002)
とあり、ABS などの割れやすい素材に事前に塗ることによって、割れなどを防ぐ保護剤としての役割も果たしてくれます。
つまり、まとめると。
といった具合の特徴があります。
本当かよ!
とうたがいたくなるのですが…
本当にこれらの特徴がありますね
じゃあ実際に使用してどうなのよ??って思うとも割れるので、
実際の使用感…について軽くまとめてみます。
■実際の使用感
条件
の条件で塗ってみました。
実際に塗ったパーツ
※左が塗った部品(ベース、イエロー、ブルー、レッド)
※ベースグレーを塗ったもの。
・水溶きだと薄め具合によってはかなり弾かれる。とくに脱脂してないと弾かれる。
→ 気持ち濃いめぐらいで塗るのがいい感じ。
・隠蔽は高いが、ホワイト、イエローはそこまで。
→ ホワイトはベースグレーを爪楊枝で掬いだし、10滴ほど添加すると、隠蔽がいい感じになる。
→ イエローはベースホワイトと1:1の比率で混ぜるとかなり良くなる。
・レッド~グレーは隠蔽がかなり高く、数回重ね塗りすると、ラッカーパテのグレーと整形色の色の差が完全に見えなくなる。
→ ベースホワイトを1:1で混ぜるとさらに隠ぺい力が上がる。
・乾燥が早い分、塗装途中でダマになりやすい。
→ リターダーが入ってる薄め液を買うとよい。もしくはタミヤアクリルなどの水性用の薄め液を使用すると非常に良く伸びて塗りやすさがアップする。
・乾燥後はかなり塗膜が堅い、1時間ほど乾燥させると400番で削っても塗膜が一気に剥離することはなかった。
・伸びはいいが思ったよりもムラになる。一方上記の通り、薄めすぎると弾かれる。
→ リターダー使用する。
・ラッカー塗料を上塗りできるが、ラッカー薄め液に対して、完全耐性はないため、普通に溶ける。アクリジョン薄め液やツールクリーナーがなく、完全に固まってしまった場合は、ラッカー薄め液で筆を洗うとよい。
・においはそんなにしない。
→ でも換気は適切にしようね!
・傷チェックがどの色でも結構しやすいが白とグレーは若干見えにくいかも。
→ 白とグレーを1:1で混ぜるといい感じのサフ色になるから傷チェック用を作るといいかも
ということでさっくりとしたまとめでした。
■総評
正直ベースカラーは驚くほどに良いものです。
サフを筆でサクサクほぼ無臭でできるってホント最高。
しかも、それぞれの色に対応してる…
筆塗だと、下地作りが外でできないとき用に自分で下地材を作ろうと思ってたぐらいの状況でしたから、本当にうれしい…(泣
全6色すべて記事に起こしたいですねぇ…。(現在ベースグリーンだけ購入できていない。
アクリジョンは乾燥時間の遅さや塗膜の弱さ、有機溶剤による臭いの問題を解決し、安全と塗装環境の改善を目指した、新世代のエマルジョン系水性塗料のことです。
(http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=400)
そんな夢のような塗料に対して、ベースカラーというものが生まれました
果たしてなぜ生まれたんでしょうか?
今回はそんなベースカラーを
- どうして生まれたのか
- 種類
- 特徴
- 実際の使用感
それぞれを踏まえて書いていきたいと思います。
■どうして生まれたの??
一見すると、非常に良さそうな塗料なんです。
しかし、この塗料
「隠ぺい力」に問題があり、なかなか下地を隠すことができない、という欠点がありました。
そこで生まれたのがこのベースカラーです。
※左の4本がアクリジョンベースカラー
※右側はタミヤアクリル、タミヤラッカー、水性ホビーカラー
先にそれぞれの色に対応したベースカラーを塗っておくことで、あとから塗るアクリジョンの発色を助ける働きがあります。
■種類
ベースカラーは全6色あります。
・ベースホワイト
・ベースグレー
・ベースイエロー
・ベースレッド
・ベースブルー
・ベースグリーン
■特徴
通常の下地材である、サフと違って種類が豊富なので、それぞれに合った下地を自分で用意しなくても、これを使えばすぐに用意できるというメリットがありますね。
またHPには…
アクリジョン待望の新色は「ベースカラー」です。隠ぺい力を高めた成分設計で、ベースカラーを下地色として塗布しておくことでアクリジョン通常色の発色が格段に向上します。またプライマー、サーフェイサーとしての機能も兼ねているので、ABSやレジンを塗装する際のオールラウンドな下地材としても活躍致します。
(http://www.mr-hobby.com/itemDetail.php?iId=3002)
とあり、ABS などの割れやすい素材に事前に塗ることによって、割れなどを防ぐ保護剤としての役割も果たしてくれます。
つまり、まとめると。
- 隠ぺい力が高い
- プライマーとしてABSやレジンキットに使えるため、割れなどを予防できる。
- アクリジョンはラッカーや、アクリルに対して耐性があるため、それらの下塗り材にもなる。
- においが少ない。
- 乾燥が早く伸びが良い → 筆塗での適正も高い。
といった具合の特徴があります。
本当かよ!
とうたがいたくなるのですが…
本当にこれらの特徴がありますね
じゃあ実際に使用してどうなのよ??って思うとも割れるので、
実際の使用感…について軽くまとめてみます。
■実際の使用感
条件
- 水溶き
- 平筆(タミヤモデリングブラシ0号)
- 脱脂なし、脱脂ありでそれぞれ塗装
- 原色そのまま
- ラッカーパテとかでヒケ処理したパーツ = 元パーツとの色に差がある。
の条件で塗ってみました。
実際に塗ったパーツ
※左が塗った部品(ベース、イエロー、ブルー、レッド)
※ベースグレーを塗ったもの。
・水溶きだと薄め具合によってはかなり弾かれる。とくに脱脂してないと弾かれる。
→ 気持ち濃いめぐらいで塗るのがいい感じ。
・隠蔽は高いが、ホワイト、イエローはそこまで。
→ ホワイトはベースグレーを爪楊枝で掬いだし、10滴ほど添加すると、隠蔽がいい感じになる。
→ イエローはベースホワイトと1:1の比率で混ぜるとかなり良くなる。
・レッド~グレーは隠蔽がかなり高く、数回重ね塗りすると、ラッカーパテのグレーと整形色の色の差が完全に見えなくなる。
→ ベースホワイトを1:1で混ぜるとさらに隠ぺい力が上がる。
・乾燥が早い分、塗装途中でダマになりやすい。
→ リターダーが入ってる薄め液を買うとよい。もしくはタミヤアクリルなどの水性用の薄め液を使用すると非常に良く伸びて塗りやすさがアップする。
・乾燥後はかなり塗膜が堅い、1時間ほど乾燥させると400番で削っても塗膜が一気に剥離することはなかった。
・伸びはいいが思ったよりもムラになる。一方上記の通り、薄めすぎると弾かれる。
→ リターダー使用する。
・ラッカー塗料を上塗りできるが、ラッカー薄め液に対して、完全耐性はないため、普通に溶ける。アクリジョン薄め液やツールクリーナーがなく、完全に固まってしまった場合は、ラッカー薄め液で筆を洗うとよい。
・においはそんなにしない。
→ でも換気は適切にしようね!
・傷チェックがどの色でも結構しやすいが白とグレーは若干見えにくいかも。
→ 白とグレーを1:1で混ぜるといい感じのサフ色になるから傷チェック用を作るといいかも
ということでさっくりとしたまとめでした。
■総評
正直ベースカラーは驚くほどに良いものです。
サフを筆でサクサクほぼ無臭でできるってホント最高。
しかも、それぞれの色に対応してる…
筆塗だと、下地作りが外でできないとき用に自分で下地材を作ろうと思ってたぐらいの状況でしたから、本当にうれしい…(泣
全6色すべて記事に起こしたいですねぇ…。(現在ベースグリーンだけ購入できていない。
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