みなさんこんにちは、お久しぶりです。

今回は前回のサーフェイサーの記事の続きとなります。

サーフェイサー




みなさんこんなことはありませんか。

サフっていろんな色があるけど、どんな色があって結局どれ塗ればいいのよ?




さっそく結論です。

それぞれ用途が違うため、それに合わせて塗る。

です。


しかし、一口にサフと言っても種類が多いです。
しかもそれが、色や番手、プラサフかどうかなど、それぞれのサフによって違います。

今回から、模型誌やメーカーのHP、経験談など集め、サフについてまとめたものを解説します。
今回はサフと言えばこの色、グレーサフの特徴を紹介。





グレーサフって?

サーフェイサー


最も多く使われるサフのタイプです。サフといればこれ
グレーと書いてありますが、色味はライトグレーですね。
サフといえばこの色を連想する人も多いはずです。



特性と使い方



  • 傷チェックしやすい、捨てサフによく使われる
  • 隠ぺい力が高く、全体の色を統一する下地として使われる。
  • 困ったらとりあえずこれ


他の二色と比較して最も傷がチェックしやすいのが特徴。
傷チェックのための「捨てサフ」にも使われます。


隠ぺい力が高く、下地として使われる。

隠ぺい力が高いのが特徴です。
全体の色を一旦統一する下地として使われます。

※プラモを普通に組んで塗るだけなら、均一化をする必要はあまりありません。
しかし、プラ板やミキシングによる改造で素材の色がバラバラな時があります。
そういう時は均一化しないといけないことが多いです。
なぜなら、同じ色塗ったのに、違う色のようになるからです。

そうなると安っぽい仕上がりになってしまうため改造派は特に注意。
例:特に隠ぺい力が低い色の赤や黄色。





困ったらとりあえずこれ。

正直ライトグレーのため、おおよその下地に対応できます。
上塗りの発色もまぁまぁ良いです。しかし、注意点が2つあります。


【注意点その1 上塗りのくすみ】

グレー下地ということで、上塗りの発色にけっこう影響します。

基本的に「若干上塗りがくすんだ渋い色になる」と覚えておいてください。

渋い色合いが好きならばよいです。
しかし、ピッカピカのギラギラに発色させたい場合もありますよね。
そういうときは、

「さらに上から白やそれに合わせたパステルカラー系下地を塗る」


ことで下拵えするとよいでしょう



【注意点その2 黄色や白の塗装】

白と黄色
黄色や白の場合、発色がちょっと辛いです。
普通にぬるとかなりくすむどころかなかなか発色しない場合も…


対処の方法として、おとなしく白サフやベースホワイトを使って白下地を使うのが吉。
※特に筆塗の時は白サフやベースホワイトがおすすめ





まとめ

今回はグレーサフの特徴についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。

まとめると…

【特性】

傷チェック、下地の均一化、塗装前の下地など色々できる万能サフ。
塗料によっては上塗りがくすむから注意。

【用途】

これらの特性から「一番最初の下地」や「塗装前の最終造形の調整、確認」に使われる。

ただし、下地としては完全に万能とは言えない。
明るい色など上塗り塗料によっては発色が難しいため、追加でそれぞれに適した下地が塗られる。


ということとなります。



今回は以上です。
最も使われることが多いグレーサフについて解説しました。
グレーサフのもろもろの注意点を理解し、活用してもらえればと思います。

それでは次回もよろしくお願いします。